「アラフォー世代」の小説の書き手

って実際にどのくらいいるんだろう。小説の投稿サイトみてても、ほとんどが10~20代くらいだし。実際に様々な新人賞とるのもその世代が多い気がする。30代以上で頑張って書き続けてる人もたくさんいるのかもしれないけれど、絶対数...

中学生が読むべき小説。

中学生の娘があまりに「小説」を読まないので(実際に「本」は読んではいるが漫画みたいなものばかりなので)「中学生になったんだから、もっと小説を読まなきゃだめだ」と言うと、「小説ってよく分からないんだもん。例えばどんなの?」...

愛玉(超短編小説)

パブリシティの限界。

素人が書いた小説をいかに大勢の人に読んでもらうか、というのはとても難しく、永遠のテーマでもあります。ネットなんてものを考えなかった時代、下手をしますと、どこかの新人賞に応募して、下読み段階で落とされたら、たった1~2名の...

「かわいいうさぎ」その後のその後

我が家で飼ってるミニウサギの行動が何だかおかしい。口一杯に牧草を頬張ったまま、それを食べるでもなく、ケージの隅で一生懸命穴掘りの仕草をしたり、はじっこに牧草を吐き出したり。その牧草をくわえている時の目が尋常ではなく、何か...

長編小説より、短編小説。

素人小説家というものは、実にたくさんいて、ホームページやブログでオリジナル小説をアップしているサイトはあまた存在しています。ジャンルも実に様々で、純文学から官能小説まで、中にはイラストや動画をふんだんにからめたハイレベル...

家事育児の合間の読書

音楽のない生活。

今の僕の生活の中には、音楽がありません。小さい頃からずっと、三度の飯より大好きだった、小説と同じくらい、いやそれ以上大好きだった音楽が、です。この前、中学2年生の頃の通信簿がひょっこり出てきて、先生からの「通信欄」にこう...

星空

書き散らかしっぱなし。

いくつも小説を書いていますと、だんだん自分の書くものが「パターン化」されてきていることに気づきます。「手癖」や、思考と嗜好の「偏り」のようなものといいますか。ストーリーや小道具がどことなく「既視感」を覚えるわけです。これ...

詩のような小説、小説のような詩

そんなものを書くのが理想なのかもしれない。必要最小限の言葉から想起させるイメージ。それは別に感傷的とか、抒情的ということを意味するのではなく。読み手の想像力如何で、作者ですら思いもよらぬ世界をイメージできるような。無限大...

「かわいいうさぎ」のその後

丁度、生後丸2年を迎える我が家のミニウサギ。ケージの「ががががが」とやる癖は、ちょっと小腹がすいた時だけになり、その頻度は、小説に寝不足のうっぷんをはらしていた頃と比べるとうんと楽になった。それでもいまだに懇切丁寧なケー...

大したことじゃないけれど、忘れない記憶。

本当、とるにたらないような記憶だけれど、忘れない出来事ってたまにある。大学3年の頃の同じゼミの仲間からある日突然こんなことを言われた。「あのさあ、高橋さあ、ささくれ、ってあるじゃん?あれにさあ、『金くれ』って言われたら、...

村上春樹氏の名訳で読むカーヴァー。

『英雄を謳うまい』(レイモンド・カーヴァー著/村上春樹訳/中央公論新社)読了。初めて読む心意気で買ったものの、実は昔しっかり読んでいたらしく、本棚に同じ本が“飾ってあった”というオチがつきましたが、読んだ記憶が残ってない...