日常的なこと, 執筆・書くことについて

夫婦をテーマとした4編の短編集を再出版しました。

ご無沙汰でした。
高橋熱です。

再出版に向けてリライトを行っていました下記の短編集が、昨日アマゾンにて出版開始となりした。

今回リライトを思い立った背景は、各短編とも当初の執筆から既に数年~十数年が経過しており、誤字脱字はもちろん、内容の一部にやや時代にそぐわない点が出てきたことと、現在の僕の視点で、もう一度改めて小説のコアや伏線を見直してみたい、という欲求が生じてきたからです。

「完璧な文章は存在しない」という信念、従って「完璧な小説も存在しない」という観点から、小説について「これで完成です」ということはないと僕は思っていて、良い小説を創る為のリライト作業、ブラッシュアップというのは永遠に続けていくべきものだと信じています。また、それが一般の印刷物とは違う、電子書籍やWEB小説の良いところだと思っています。

多かれ少なかれ、時が経過すると共に僕自身も年をとり、僕なりの人生経験知も蓄積されている(のはず?)中で、元来この4つの小説たちが本当に語られたがっていることに常に耳を傾けていくことは、小説の中の登場人物たちにとっても、僕自身の責務であると思っています。

従って、今回の改稿も、誤字脱字や文章リズムの見直しだけに留まらず、小説の「核心」の一部に手を入れているものもあり、以前読んでいただいたことのある方にも、また違った風合い、印象をもって読んでいただけるのではないかと確信しています。

ここのところ、「ポケットノベル」と勝手にカテゴライズした「1,500字完結」の小説ばかり書いていたせいで、その十倍、二十倍のボリュームの小説(それでも一般的には「短編小説」です)と相対すると、とても長い長い小説に感じられ、今これだけのものを書いてみろ、と言われると、実際書けるのかどうか、ちょっと尻込みをしてしまう感じですが、しかし今回のリライトを通じて分かったことは、この長さ、このボリューム感がないと「伝えられないこと」もあるんだ、ということを改めて感じました。小説の「深み」というか、「奥行き」というか。それに、ワクワクしたりドキドキしたり、旧友たちと何年振りかに再会した時のような、自身とても懐かしい感覚もありました。これは新発見でした。

元々リライトするのは好きなのですが、今の自身の持てる全精力を傾けて、一編一編丹念にまとめ直した短編集ですので、是非ご一読いただき、またご感想もいただければ幸いです。

また、前回のブログでもお伝えの通り、短編集については今後もう2冊、既刊を見直し再出版する予定ですので、今しばらくお待ちください。

『若い夫婦がベッドの中で話すこと』
 ~夫婦に関する4つの短編(Kindle版)~

【収録作品】
1.『青虫』(16,800字)
2.『湿疹-ステロイドと赤い下着』(28,000字)
3.『奇跡の微笑は、いつものフードコートから。』(25,600字)
4.『若い夫婦がベッドの中で話すこと』(14,000字)
若い夫婦他3短編集

 

 

 

 

 

 

 

 

 




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1,500文字完結の20のショートストーリー。
アマゾンkindleにて爆売中。
『若きセールスマンの安息』(Kindle版)
ASIN: B06XSL638Z【第1版 (2016年3月)】

■短編小説専門
高橋熱(Atsushi Takahashi)

HP: http://pandoranovels.com/
Twitter: http://twitter.com/Atsushi_Takah
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