短編小説の「小口売り」。

これまで、ある程度のボリューム感がないと、1冊の本として出版してはいけないのではないか、読者の満足を得られないのではないか、という固定観念がありましたが、最近そうでもない気がしてきました。

むしろ、電子書籍のいいところは、リアルな書籍では商業ベースに載らない文章量のものでも、出したい時に自由な値付けで出版できるというところにあり、正に自身の書いている「短編小説」の領域は、正にその販売方法に見合ったジャンルなのではないかと。つまり、1冊のボリューム(電子の世界で言えばページ数ではなく、ファイルサイズか?)を念頭に置くより、切り売り、あるいは、ばら売り、というか、小口にして出版頻度を上げていくことの方が、読んで頂ける方のニーズに合っているのかなと。電子書籍だからといって、リアル書籍の概念を前提にすることはなく、むしろ違った書き方、違った売り方を試していくべきな気がして。

今書いてる短編集は「10編出揃ったら出そう」と昨年来決めてスタートしてきたので、それはそれとして、その後は3編でも5編でも、アマゾンの定める最低のファイルサイズをクリアしたら、順次出して行ってみてもいいのかも。もちろん、価格は10編よりは低めにして。

というのも、仕事が年を追うごとに繁忙度が増してきていたり、まさかのインフルエンザに罹ったりで、遅々として執筆が進まぬ自身に嫌気がさしてるということもあり^^;

ひとまず、「名刺」をテーマにしたものがここで脱稿。あと1編書き終える目途が付いたら、アマゾンで予約販売を始める予定なので、もう少しお待ち下さいね。

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