「アイロンがけ」。

 僕は週末、「アイロンがけ」をしている。

こう言うと、恐妻家よろしく無理やりさせられてる感じがしますが決してそうではなく、自ら率先して「やらせてくれ」というくらい、楽しみにしています。ほとんど自分自身のワイシャツがメインで、それに娘の弁当袋やハンカチが加わり。作業時間は大体長くて1時間程度です。

アイロンがけは心が無心になります。真っ白に。
作業中、仕事はもちろん、小説のことも考えずただひたすら「無」になって、目の前のしわくちゃな対象物を、その生地にあう温度にスタンバイされた電気アイロンで、丁寧にゆっくり伸ばしていく。

まるで、この一週間、自身の心や脳味噌についた「より」や「たるみ」にもプレスをかけられるようで、僕にとって「アイロンがけ」の時間は、等しく「癒しの時間」になっています。

BGM替わりにショパンのノクターンなぞ流しながらやれば最高です。別にアイロンがけのテクニックがあるわけではありません。全くの自己流ですが、どうすれば隅々まで綺麗にぱりっと仕上がるかを自分なりに手探りで工夫していて、既に一定の流れが手癖のように染みついています。

ちなみに、僕は料理するのも大好きなので、妻にとっては、家事と自身の癒しが一体化しているかなり実用的な旦那なのです(なはずです)。まあ、そんなことをしているから、小説書いててもあまり文句言われないのかなあ、なんて。
文句。やっぱり恐妻家なのでしょうか(笑)

※画像は、大好きな印象派の画家、エドガー・ドガの「アイロンをかける女性」。
ドガはアイロンがけをする女性を良く好んで描きましたが、今もし生きていたら、是非「アイロンをかける男」なんてタイトルで、僕をモデルに描いてもらいたかったな。

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