「諦める」ことに慣れてしまうと、「諦めなくてもいい」はずの好機がきても諦めてしまうようになる。これまでの経験則で、そうそう「いい話」など転がり込んでくるはずはないと思い、自ら手にできるはずもないと思う。自分に言い寄ってくる全ての人間は打算的であり、うわべであり、利己的だという目で見る。
たしかにそういう人間も多いとは思いますし、これまで「がっかり」することの方が多かったかもしれない。しかし、中には自分を評価してくれるエンジェルと出会うかもしれないし、事態を好転させる思わぬルートを開拓できるかもしれない。何がどこでどう繋がるかなど分らない。「風吹けば桶屋が儲かる」。人生とはそういうものだと思っています。
過去99回、結果的に「諦めた」ことと同じ結果であったとしても、次にくる未来の1回は、常に「諦めてはいけない」。
1回の成功のために99回の失敗があったのであり、次の1回が、100回目なのかもしれない。
そのモチベーションを維持するために、僕はかなりの時間を費やしている気がします。