「短編小説」のいい処。

短編小説は、執筆する側にとっても読書する側にとっても、いいところがたくさんあります。

書き手にとっては、一つのテーマを書くのにそれほど時間がかからないし、気の多い人間(僕みたいな)にとっては書いてて途中で飽きるということがないです。
長編と比べて複雑なプロットを準備する必要もなく、思いついたらスナップ写真を撮るようにぱっと書き始めることができるので「書く行為」への敷居が低く(作品のクオリティは別として)、モチベーションを維持しやすく、精神衛生上も良い。

また、読む側にとっても、短編なら一話完結のスパンが短いので、パラレルに複数の作家の本が読めます。気が乗らない話なら飛ばして次に進める。長編になると、最初の数行で気が乗らないから、次の章に移る、なんてわけにはいきませんよね。基本、全てを読み切ることが義務であり、読みづらかったり、引き付けられていかないものだと、せっかくの読書という精神的娯楽活動が、苦痛になってしまったりもします。

もちろん、僕自身も長編を全く読まないというわけではありませんが、読書時間がほとんど確保できない日常生活にあっては、やはり短編小説の方が、うまくその時間にフィットした形で満足感を得易いかなと。長編は一度読み始めて間が空くと、前の展開を忘れてしまったり、再度読み返したりするので効率が悪いことも。

決して手前味噌ということではなく、日本人の生活スタイルに合わせた「短編小説」のニーズやステータスは、これから益々上がっていくのではないかと思っています。

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