読者は奇跡。

現代人は、総じて忙しい。
日々、労働に追われ、家事に追われ、学業に追われ。

そうした中で、ストレスを解消したり心を癒したり娯楽に打ち講じる仕方や手段は千差万別、100人いたら100通りの方法があるのが現代で、そうした選択肢が多いというのも成熟社会というもの。

そんな時代にあって、「自分の書いた小説を読んでもらう」ということがいかに難しいことか。自身がどの程度「他人の書いた小説」を読んでいるか、を考えてみれば良く分かりますよね。

今年の目標を「月に1冊本を読む」と年初に決めました。
たった1冊です。
しかし自分にとっては、少ない自由時間の中で、書く時間はもとより、読書のための時間まで確保する、というのは至難の業でして。
でもやはり読書はしなくちゃと心に誓い、元旦の目標にも掲げました。
それが6月の段階で既に目標達成が危うくなっています。あえて目標に据えていても、このあり様であり。

アマチュア作家のホームページやブログなんて星の数ほどあって。
TwitterもFacebookも、もの凄い勢いでタイムラインは流れていきます。
そんな中で、自著に目を止めてもらえる確率。
更に感想コメントや批評、時には誤字脱字、文法ミスまで指摘してもらえること。

何て奇跡的な出会いなのだろう、と。
これほどありがたいことがあるだろうか、と。
WEB小説を書いている人にとって、そうした一人一人の読み手と「奇跡的に」出会い、繋がることは至宝であり、かけがえのない財産だと思っています。

本来は一人一人に感謝の気持ちを伝えたいけれど、現実的にはできないので。
僕の書いたものに目を通していただいた全ての方に、今日は改めて感謝の気持ちを表したいと思います。

衷心より…
いつも本当に、ありがとうございます。

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