最新版『ラブドールズ・ライフ』アマゾンにて出版開始しました。

こんにちは。
高橋熱です。

さて、下記の著書につきましては、長い間旧作のリライトを行ってきましたが、ここでようやくまとまりましたので、昨日再出版を開始しました。

中編小説『ラブドールズ・ライフ』/Kindle版
 


ボリュームはこれまでのほぼ2倍近い長さになっていて、これまでに書いた自身の小説の中では最長となりました。
これは別に無理矢理長くした、ということではなくて、主人公とアンドロイド「ドール」たちとの関係に、現世での「妻」との関係性を更に追加したことによります。また他のエピソードも追加したり、結末を変化させたりしているうちに、必然的にそのようなものになりました。

この小説の原型は、大学生の頃に書いたものをベースとしていて、自身、何度もリライトを加えてきました。
当時は、文学賞にも投稿したことがあって、そこそこの評価をいただいたことがありました。いや、当時の原稿とはもう比較にならないくらい変貌を遂げておりますが。(『海燕新人賞』2次通過/『織田作之助賞』3次通過)

なので、とても思い入れのある小説であり、また、最近の超短編やポケットノベルで取り上げているテーマとも相当違っているので、「へ、こういうのも書くんだ」と違和感、とまではいかなくても、趣きの異なる印象を受けるんじゃないかと思ってます。

ということで、旧作を既に読まれた方もいるかと思いますが、正直、読後は全く別物、別の印象を受けるのではないかと思っていますので、是非お試し下さい。


■本のご紹介

人間よりも“人間らしい”純粋無垢なドールとの暮らしは、妻に逃げられ荒廃した「私」の心に、温かい潤いを与えた───。
プログラムエラーにより暴走するロストドール。
町で数年振りに会った妻、そして見知らぬ男。
妻を取り戻すべく行動を起こした最愛のドールの悲しい結末。
限りなく人間に近い知能と容姿を持つ、近未来のアンドロイドたちに癒しを求める男の、SFタッチな大人向けラブストーリーです。

<本文より一部抜粋>
私は部屋に戻り、ブロンディの残り香漂う浴室でシャワーを浴びた。シャンプー台に彼女のヘアバンドが残されているのに気が付いた。ロボットにも「忘れる」なんてことがあるんだ、私は自分の髪をヘアバンドで束ねて浴室を出た。部屋はとても寒く感じられた。電気ストーブは何の役にも立っていなかった。私は友人に電話をし、飲みにいかないかと誘ったが、今彼女と一緒だから、とあっさり断られた。その彼女も一緒にどうかと聞いたら、ふざけんなよと一方的に電話を切られた。仕方なく、私はネカフェにでも行くことにした。家にはいたくなかった。駅へ向かう途中、ブロンディのもう一つの忘れ物を私は思い出した。彼女にアルマジロを見せる、という約束を。


<既刊本のご紹介>

■『若い夫婦がベッドの中で話すこと』
 ~夫婦に関する4つの短編(Kindle版)~
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1,500文字完結の20のショートストーリー。
アマゾンkindleにて爆売中。
『若きセールスマンの安息』(Kindle版)
ASIN: B06XSL638Z【第1版 (2016年3月)】

■短編小説専門
高橋熱(Atsushi Takahashi)

HP: https://pandoranovels.com/
Twitter: http://twitter.com/Atsushi_Takah
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