PCの前の壁に、笹倉鉄平のカレンダーがかけてある。
6月は、鉄平の絵の中でも数少ないモノトーン調の「雨のポルトフィーノ」。ちょうど梅雨時の今にぴったりの絵。
思い起こせば、バブル最盛期の頃、学生アルバイトの分際で、80万円くらいするリャドの「カロリーナ嬢」の絵をローンで買った。
うーん、あの時は展示会で一目見て、稲妻が走ったように体が熱くなり、熱くなったまま契約書にサインした記憶が・・。
今では信じられない買い物だけど、鉄平やリャドなどの人気作家の絵の即売会は至る所でやってたし、結構、絵に関してどどど素人の僕でさえ、そんな勢いで買っちゃえる時代だったんだと思うと、本当にバブルって不思議な時代だったんだよね。
でも別に僕は投機目的で買ったわけではないので、後悔はしてないけれど。
年をとればとるほど、絵画の世界に引き込まれている。体が求めているという感覚なのかな・・まるで喉が渇くと水を欲しがるように。
知識なんてないけれど、ただ、心を真っ白にして、絵の前に佇んでいるだけで、日常生活でこびりついた垢がそぎ落とされていくような…。
うーん、癒されたいんだね(-_-;)
そういえば今六本木でやってる「エルミタージュ展」もチケット買ったまま行けてない^^;
確か7月までだったような・・・。いつ行けるんだろ^^;