衰弱する「感性」

若い時より、年を経ると除々に「感性」が乏しくなるのは、物事の本質を「五感」ではなく「常識」という「理屈」で掴もうとするからだ。

所謂「大人の世界」にコミットすればする程、「常識」は社会から躾けられる。

いつもと同じ顔をした新年を今年も迎えた。
去年と変化のない正月だと思うことこそ、いや、去年と同じ正月であることを無意識に望んでいる僕の「感性」こそ、衰弱し続けているのかもしれない。

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