小便悲話

小便悲話

 男が帰宅すると、トイレに明かりが点いていた。消し忘れなんて珍しい、取手に手を掛けると鍵も掛かっているようだった。試しに扉を叩くと、こんこん、と中から返事が返ってきたので、男は肝を潰した。「入ってます」 若い女の声だった...