着想の技術3~小説のレゾンデートル~

小説のアイデアをどう着想するかで、悩まれている方って、たくさんいるみたいですね。
当然ですよね。文章の巧拙もあるとは思うけど、アイデアやプロットはその小説の「レゾンデートル」に関わる生命線ですから。

自分の場合、そうですね、大体原稿用紙で50枚くらいの短編を書こうと思うと、その時の精神的なゆとりとか書く内容によることもありますが、毎日書き続けて大体1ヵ月はかかります。
それが早いか遅いかは分からないけれど、いずれにしてもそのくらいはかかる、と。

で、書いてる間に、また頭の中には次のネタの元素みたいなものが、ぽこぽこと浮かぶ時があります。

今書いてる小説がちょっと行き詰まってたりすると、そうしたフラッシュアイデアをとりいれて、ブレイクスルーを図ろうとするわけです。これが実に小説をダメにしていることか…^^;

前にもちらっと書いたんですが、僕の場合、「書きたいものを好き勝手に書く」という姿勢よりも、「“書かれたがっているもの”に静かに耳を傾け、素直に相応しい言葉を置く」というスタンスを心がけています。なかなかそう簡単にはいかないですけどね…^^;(だから、「ハッピーエンド」と思って書いてたものが、「ど不幸物語」になることは往々にしてあり、です)

つまり、そんなぱっと思い浮かんだくらいのネタの元素、なんて今書いてる小説とは何の関係もないんですね。
(情景やテーマとして仮に似ているものだったとしても、そのイメージの「書かれたがっている」ものとは何の関連もありやせん!)

そんなものを「これはしめしめ」なんてことで挟みこんだりすると、元の小説のコンセプトとは全然違う方向に進むばかりか、元の小説自体を全く駄目なものにしちゃうんです。(何が言いたいの? 何を伝えたいの? わけわからんと的がボケた小説になります)
こんな経験が、つい最近までしょっちゅうでした。

そのことについては、また次回、もう少しお話します。

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