世のすね者。

世のすね者。
いつまでたっても世間に浮上できないひねくれた感情と距離感。
不幸で同情はするけれど、善人ぶるくせに、善人にはなりきれない。

自分が書く人物は、そういう類いの人間が多いです。
元来、性善説に寄って立てない自身の性根がそうさせているのだと。

超短編「螺子(ねじ)」の校正に時間がかかっていて。
潰れた町工場。うまくいかない夫婦生活。
話が膨らんでみたり、萎んでみたり。
主人公の性格も二転三転……。

けれど、それがとても楽しい。
たった一文で、小説の色ががらりと変わったり。
これこそが短編小説の魅力であり、書き手としての醍醐味でもあり。

少しずつ、一歩ずつ、しかし確実に進んでおります。

4件のコメント

  1. そんな楽しみを仕事以外で、家庭以外で味わうことができるなんて、羨ましく思います。。 楽しみにお待ちしていますぅ。。 明日はクリスマスイブ。 素敵な日をお過ごしください(・ω・)ノ
  2. コメントありがとうございます。本当に、そう思います。そうした楽しみを与えてくれた運命の神様に感謝しています。クリスマスイブ、なんですね。山下達郎の歌のように、毎年クリスマスになったら読みたくなる小説があってもいいですね☆
  3. そんな小説。お待ちしておりますぅぅ(・ω・)ノ今夜は満月のクリスマス。。 まるで小説のような夜です。素敵な時間と空間を。。。Merry Christmas☆
  4. Cacoさん、コメントありがとう。小説のような夜。夜のような小説。是非書き続けていきたいです。少し遅いですが、メリークリスマス!(^^)

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