Twitterで問いかけられた意見に対する、僕なりの考え方。
先日、ツイッター上で、Kindleで電子出版(有料)している素人小説家(この“素人”という部分は、今回のテーマになっています)に対し、一つの見識を主張された方がいました。 その方から直接僕宛てにメッセージを投げられたわ...
先日、ツイッター上で、Kindleで電子出版(有料)している素人小説家(この“素人”という部分は、今回のテーマになっています)に対し、一つの見識を主張された方がいました。 その方から直接僕宛てにメッセージを投げられたわ...
小説のカテゴリに寄るのかもしれませんが、明確なテーマ性とインパクトあるイベントのない作品は中々受け入れられない傾向にあるように感じています。こと「何とか新人賞」のようなものだと尚更。そうした小説はおそらく、下読み段階で真...
短編小説は、執筆する側にとっても読書する側にとっても、いいところがたくさんあります。書き手にとっては、一つのテーマを書くのにそれほど時間がかからないし、気の多い人間(僕みたいな)にとっては書いてて途中で飽きるということが...
以前、プロで活躍していたベテランの漫画家(今でも仕事の依頼は時々きているようですが)から、業界の現状を聞きました。とにかく仕事の単価がめちゃくちゃ安いと。漫画はボランティア(要するに、無料)でもやる人がいるから、正に価格...
優れた小説や良い文章に遭遇すると、自身の文体や作風もがらっと変えてみたい、と思う時があります。短編小説を数多く書いていると、発想がマンネリ化しやすいし、常に新しいスパイスを開拓していくのは非常に骨が折れます。それでも読者...
仕事や家事に忙殺されて、書く時間が全く確保できない時期がある。正に今の自身の状況である。それがあまりにも長期に渡ると、言葉も忘れていくし、感覚も鈍るし、とても不安に感じてしまう。しかしそういう時はこう思うようにしている。...
「良い小説」を書きたいと思ったら、「良い小説」を書く人の側にいるのがいい。常に自分の目標となる存在が身近にいることだけで十分勉強になるし、何よりモチベーションアップになる。「良い小説」を書く人の側にいつもいることなんて現...
万人に平等に与えられているもの。それは、二つあります。一つは「生命。もう一つは「時間」です。「1日24時間」なのは年齢、人種、性別、貧富関係なくそうです。仕事にしても、小説を書くことにしても、使える時間は有限です。そこで...
長年に渡り小説を書いていると、アイデアが全く思い浮かばなくなる時期がある。アイデアを絞りだそうとすればするほど、真っ白なキャンバスを前に何一つ身動き取れない状況というか、プロゴルファーが突然パットできなくなるイップスに陥...
これまでは文芸系の新人賞やweb小説サイトへの投稿がメインだったけれど…。これまでは自分が書きたいものをひたすら書いてきたわけだけど…。ここらで少し目線を変えてみようかと。誰かのために、何かのために、書いてみようって。一...
小説を書く時、プロットによっては「下調べ」が必要になるものがあります。今は“Google先生”と言う名のスペシャリストが自身の側にぴたりと寄り添い、困った時には手とり足とり教えて頂ける時代なのでとても便利です。僕の場合、...
補記。僕は人間としてのあるべき姿や理想の生き方、あるいは哲学、人生訓を示唆するような小説なんて、きっと書けない。または波乱万丈の大恋愛物とか時空を行き来するファンタジーとか複雑なトリックが絡み合うミステリーとか。世の中の...
WEB小説のいいところは、何度もリライトできるところにあります。「完璧な文章」が存在しない以上、「完璧な小説」も存在せず、何処まで言っても、小説に「これでいい」という地点はありません。いくらでも膨張し、いくらでも削ぎ落と...
僕の掌編のアイデアは、ぽんと浮かんだ印象的なシーンに関する「キーワード」を携帯の「メモ帳」に打ち込むことから始まる。掌編はほとんどスナップショットを撮るような感覚で、起承転結を踏まえたストーリーを構成して文を流していくと...
心にいくらかの余裕がなければ、小説なんて書けないし、読めない、というのは事実だとは思います。それは、自然災害などで生存の危機に晒されている時、あるいは生理的、心理的に追い込まれている状況において、間違いなく、小説は無力で...